鍼(はり)治療・灸(きゅう)治療
鍼治療
髪の毛程度の細さの針を経穴(けいけつ・俗にいうツボ)や筋肉に対して差し込みます。
当院では、ディスポーザブル(使い捨て)鍼を使用しているので、感染等のおそれはございません。鍼に慣れていない方は、極細のハリを使用して、様子をみながら通常のサイズのハリに移行していきます。
灸治療
もぐさ(ヨモギの葉を乾燥させて裏側の部分だけを集めたもの)を燃焼させて経穴(ツボ)を刺激して病気を治そうとする施術です。
皮膚の上に直接置いて点火する直接灸と皮膚との間隔を空ける間接灸。電気の機械を使用した電子温灸などがあります。当院の鍼灸治療では、主に鍼治療と電子温灸器を併用して治療をします。強い熱は使用しないので、ご安心ください。
料金
初診料 1,760円(保険適用の場合もあります)
鍼灸治療(1部位)1,620円(保険適用の場合もあります)
鍼灸治療(2部位)2,700円(税込)
鍼灸&マッサージ治療(全身調整)5,500円(税込)
往診
自力歩行、通院が出来ない場合のみ対応いたします。
保険治療の方で医師の指示があった場合、この往診料も療養費の対象(保険適用)となります。
- 当院より4km以内 2,300円
- 4kmを越えて16km以内 2,700円
保険治療
- 神経痛(坐骨神経痛など)
- リウマチ(急性、慢性で各関節が腫れて痛むもの)
- 頸腕症候群(頚から肩、腕にかけてシビレ痛むもの)
- 五十肩(肩の関節が痛く腕が挙がらないもの)
- 腰痛症(慢性の腰痛、ギックリ腰など)
- 頸椎捻挫後遺症(頚の外傷、むちうち症など)
上記6疾病の場合、医師の同意書があれば療養費支給の対象となります。
※()内は公益社団法人日本鍼灸師会WEBサイトより抜粋させていただきました。
鍼灸治療の適応症
<以下の文章は公益社団法人日本鍼灸師会WEBサイトより抜粋させていただきました>
鍼灸の適応症
一般に、鍼灸療法は肩こり,腰痛、神経痛、関節炎ぐらいにしか効果が無いように思われがちですが、多くのつらい症状や病気に効果があります。
鍼灸の適応例
最近、NIH(米国 国立衛生研究所)の見解として鍼灸療法の各種の病気に対する効果とその科学的根拠、西洋医学の代替治療として効果について有効であると発表しました。
鍼灸療法で有効性がある病気には、次ぎのものがあります。
【神経系疾患】
神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
【運動器系疾患】
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
【循環器系疾患】
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
【呼吸器系疾患】
気管支炎・喘息・風邪および予防
【消化器系疾患】
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
【代謝内分秘系疾患】
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
【生殖、泌尿器系疾患】
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
【婦人科系疾患】
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
【耳鼻咽喉科系疾患】
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
【眼科系疾患】
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
【小児科疾患】
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善
<抜粋は、ここまで>