お知らせ 症状に関する解説

腰痛:筋筋膜性腰痛について

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[病態]

急性のものは、急激な動作で筋筋膜に過伸展や部分断裂を生ずることによって起こる。

慢性のものは、筋疲労や組織の瘢痕化(はんこんか)による循環障害や刺激が原因になって起こる。

[症状]

急性のものは、患部に限局した痛みが強く、疼痛(とうつう)性の側弯とみられることもある。主として、前屈動作の障害が強い。

慢性では、急性ほどの強い症状はみられない。

<以上、東洋医学臨床論(東洋療法学校協会・著)より抜粋>

要は、椎間関節や脊椎(わかりやすく言うと背骨)に異常がないのに腰痛がある、という症状です。急性(今まで痛くなかったのに急に痛むようになった)のものは、動かすことで悪化してしまうこともあるので安静にすることが大切です。慢性的なものは、炎症(患部が熱くなってる、赤くなってる状態)がなければ、温めたりして血流をよくすることをオススメします。
急性で痛みがヒドイ時期は、無理して動かすと逆に悪化してしまうこともあります。安静にするのも治療です。ご来院の場合は、少し痛みが引いてからのほうが、良いかもしれません。

慢性的なものは、筋肉の緊張を緩和するため、マッサージで直接刺激も効果的ですし、鍼灸の場合は、痛い箇所に直接、ハリもしくは灸を施したり、経絡(俗に言うツボの流れ)にそって鍼灸治療を施すのも効果があると思います。

 

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